TCP/IPモデルとOSI参照モデルの違い
- 2011年 6月20日
- 投稿者 : admin
TCP/IPモデルとOSI参照モデルってどんな違いがあるんだ?
って最近質問をうけたので、ちょいと記事に。
TCP/IPモデルとOSI参照モデルはまったくの別物。
OSI参照モデルは、国際標準化機構(ISO)によって策定された、コンピュータの持つべき通信機能を階層構造に分割したモデル。
TCP/IPモデルの方が普及したため、OSI参照モデルは普及しませんでした。
しかし、OSI参照モデルはネットワークの基本として残りました。
OSI参照モデルのプロトコル群は7つのレイヤーに分けています。
OSI参照モデル
TCP/IPのプロトコル群は4つのレイヤーに分けています。
TCP/IPモデル
データ通信を理解するには、OSI参照モデルの方がわかりやすい。
が、TCP/IPがデファクトスタンダード(事実上の標準)となっているので知っておく必要がある。
頭こんがらがっちゃいますね。
とりあえず、最初は、
TCP/IPモデルとOSI参照モデルは別物で、実際に使われているのはTCP/IP。
勉強するのに便利なのがOSI参照モデル。
TCP/IPはレイヤー4つで分けられていて、OSI参照モデルはレイヤー7つで分けられている。
それぞれのレイヤーはどんな働きをしているのか?
ってことを覚えておけばいいと思います。