カテゴリー : 用語解説

電子ビューファインダー「カラーフィルター方式とフィールドシーケンシャル方式」

電子ビューファインダーでは、撮像素子で受けた光を映像として表示する。

表示素子の種類には、カラーフィルター方式フィールドシーケンシャル方式がある。

カラーフィルター方式

カラーフィルター方式は、液晶モニターと同じようにRGBのカラーフィルターを発光体の前に置く。
RGBの表示場所を変えて調整する。

カラーフィルターの構造

カラーフィルターの構造


TOPPANエレクトロニクス参照)

高画素化していくと、ブラックマトリックスの面積が相対的に大きくなるため、強力なバックライトが必要となってしまう。

フィールドシーケンシャル方式

フィールドシーケンシャル方式は、RGBの各色を順次表示し、表示時間を調整する。
残像によって、人間の目には正しい色に見える。
DLP式のプロジェクターと同じ原理。

残像効果を利用しているため、カメラを大きく動かすなどすると、カラーブレーキング(色割れ)してしまう。
カラーブレーキングを少なくするためには、表示の駆動周波数上げるなど(表示時間を早くする)などが必要になってしまう。

ミラーレス一眼「電子ビューファインダー」

ミラーレス一眼

光学ファインダーは、ペンタ部へ光を送るためのクイックリターンミラーが必要となる。
しかし、カメラのボディを薄型化していくにはミラーが邪魔になってしまう。

それなら、いっそミラーを無くしてしまえばいいじゃない!
ということで、登場したのがミラーレス一眼。
SonyのNEX、パナソニックのPENなど、今までと違ったデザインの話題のカメラが続々と登場した。

ミラーレス一眼は、一眼レフファインダーをやめる代わりに、撮像素子からの画像を常時表示する液晶モニターや電子ビューファインダーをファインダーとして使用する。

電子ビューファインダー

光学ファインダーでは、撮影される画像の色見や露出は確認できないが、電子ビューファインダーなら色見や露出がかなり正確にシュミレートされるため、無駄にシャッターを切ることが減ることになる。
(それはそれで悲しい気もするけど。)

他にも、

  • 光学ファインダーでは視野率100%を実現するのは大変だけど、電子ビューファインダーなら簡単に実現できる。
  • ファインダー内に表示できる情報を多く表示することなども、電子ビューファインダーなら容易にできる。

などのメリットがある。

しかし、電子ビューファインダーは、良いことばかりではない。
電子ビューファインダーの最大の弱点は、被写体の動きに対して、表示が多少遅れてしまうということ。
撮像素子に入ってきた光を電気信号にして画像表示するための時あ感がかかり表示が遅れてしまうため。
この問題は、もう少し時間がかかりそうだが、時間とともに解決しやすい種類の問題。
処理速度の向上で体感しないほどのなっていくだろう。
(体感しないほど、処理速度が速くなってもわずかなタイムラグはある。)

カメラ「ファインダーのプリズムとミラーの違い」

一眼レフの基本構造は、撮影レンズから入ってきた光をミラーで反射させて、ファインダースクリーンに結像させる。
ウェイトレベルファインダーでは、結像した象が左右逆像となる。
左右逆像を反転させ、被写体を正立正像で観察するために、プリズムやミラーを用いる。

デジタル一眼レフカメラの中・上位機種のファインダーで使われることが多い「ペンタダハプリズム」
これは、光を分散・屈折・全反射・複屈折させるためのガラスの塊。
カメラに組み込まれるときは、プリズムの反射素材として銀が蒸着される。
銀は、空気にふれると硫化し、黒く変化してしまう。
そのため銅版でカバーをする。
さらにその上から、塗装を施し空気に触れないようにしている。

エントリークラスには「ペンタダハミラー」が使われることが多い。
ミラーの反射素材には、アルミが使われることが多い。

この使いわけには、理由がある。

  1. プリズムの方が、ミラーよりもファインダー倍率が大きくできる。
  2. プリズムの方が、ミラーよりも明るくできる。

プリズムの方が、ミラーよりもファインダー倍率が大きくできる

これは、同じ光路長でも屈折率の高いガラスに光を通した方が、空気の中を通すより大きく見えるため。
光学的な特性のため。

プリズムの方が、ミラーよりも明るくできる

これは反射素材の違い。
プリズムは銀。ミラーはアルミなど。
銀の反射率が約95%。
アルミの反射率は約85%。

ペンタ部での反射は3回あるので、銀は85%、アルミは61%程度まで反射率は低下する。
これにより、ファインダーの明るさに違いが出てくる。
このため、中・上位機種ではプリズムが用いられる。

プリズムのデメリット

デメリットは、プリズムはミラーよりも重たくなってしまうこと。
プリズムはガラスの塊で、ミラーは中が空洞になるため重さに差が出てくる。
また、手間がかかる分、プリズムの方が価格的に高くなる。

カメラ「露出計 反射率」

反射光式露出計は、「反射率18%グレーのものを測っている」として値を示している。

純黒の反射率は約3.3%。
純白の反射率は約98%。
この中間の反射率を想定しているので、反射率約18%となっている。

単純に50%が中間ではない。
100%の半分の明るさを意味している。
3.3%と98%の間に約4.8段分の明るさの差があり、2.4段分づつ歩み寄った中間の値が約18%。
ちなみに反射率18%は人間の肌の反射率に近いとも言われる。

グレーカード(反射率18%グレー)というものが売っている。
もしなけらば、人の肌で一度測光すると目安になる。

カメラ「露出計の種類 入射光式と反射光式」

現在のデジタルカメラのほとんどがカメラ内臓の露出計を備えている。
カメラ内蔵の露出計のほかには、露出計単体のものもある。

露出計には、「入射光式」と「反射光式」の2種類ある。
カメラ内蔵のTTL露出計は反射光式。
単体の露出計は入射光式のものと、反射光式のものがある。

入射光式露出計

以下のような白い半球の受光部がある露出計は、白い受光部にあたる光の明るさを測る。

露出計 入射光式

露出計 入射光式

露出計 入射光式のメリット

被写体の当たる光を測れる。
被写体の色などの要素は測光に影響しない。

露出計 入射光式のデメリット

被写体と同じ条件で測光しなくてはいけない。
そのため、風景などを撮影するときに入射光式で測光は現実的ではない。

反射光式露出計

反射光式露出計は、カメラ内臓のTTL露出計やスポットメーターなど単体の反射光式露出計がある。

反射光式は、被写体から反射した光を拾って測るため被写体と同じ条件で測光しなくても良い。

TTL露出計では、カメラのレンズを通して測光するのでレンズによっての違いを意識しなくても正確な測光ができる。
(レンズの透過率、フィルターの有無など)
TTLはThrough The Lensの略。

良くも悪くも、被写体の反射光を測るということなので、どんな風に写せば良いかは露出計は判断しない。

キャノンの反射防止技術「SWC」

SWC(Sub wavelength Structure Coating)は、キャノンが開発したレンズの反射防止技術。

canon(キャノン)SWC

レンズ表面に特殊コーティングし可視光の波長よりも小さいナノサイズのくさび状の構造物を無数に並べ、光の反射を抑制。
ガラスと空気の間の屈折率を連続的に変化させるため、屈折率が大きく異なる境界面をなくすことができ、反射光の発生を大幅に抑制できる。
入射角の大きい光に対して、特に反射防止効果を発揮する。
フレア、ゴーストも抑えられる。

SWCを搭載しているレンズは、

  • EF24mm F1.4L II USM
    canon swc
  • TS-E17mm F4L
  • TS-E24mm F3.5L II

ニコンには、反射防止技術「ナノクリスタルコート」というのもある。

メモリの役割

メモリには、USBメモリなどの補助記憶装置としての役割をもつものも最近では多く、お持ちの方も多いでしょう。

今回ここで言う

「メモリとは」
CPU(中央処理装置)が直接読み書きできるRAMやROMなどの半導体記憶装置のことです。
メインメモリとも言います。

CPUが読み書きするための情報を一時保管しておく場所です。
メモリが記憶しておく情報は、CPUの計算結果やプログラム自体などです。
CPUは、メモリに記憶された命令を取り出して、命令を読んでそのとおりの動作を行います。

CPUの役割

CPUは、プログラムの命令を処理・実行します。
パソコンの頭脳にあたります。
CPUが処理する命令の一つ一つは、単純なものです。
例えば、2つの数を足したり、メモリから数を読み込んだり、メモリに数を書き込んだりなどです。
単純な命令も、膨大な量を高速に実行することで、私たちにとって実用的な仕事をすることができるのです。