プロトコル「フォーマットとプロシージャ」
- 2010年 8月5日
- 投稿者 : admin
プロトコル
ネットワークを通じてデータをやりとりするには、「決まり事」に沿って行う必要があります。
「決まり事」がなければ、データが送られてきても、どんな表記方法でどんな手順で・・・がわからなく、大量に0と1の羅列が送られてくるだけになってしまいます。
その「決まり事」のことを、プロトコルといいます。
同じプロトコルに対応していれば、機器の種類やメーカーなどに関係なくデータをやりとりできます。
プロトコルは、複数をまとめたものを「プロトコル群」と呼ぶこともあります。
TCP/IPは、プロトコル群のひとつです。
プロトコルは、フォーマットとプロシージャというもので構成されています。
フォーマット
フォーマットは、データの構成がどうなっているのかの決まり事です。
(必要な情報の表記方法や情報のある場所などの構成を決めている。)
情報構造とも呼ばれます。
プロシージャ
プロシージャは、データのやりとりの手順の決まり事です。
(データのやりとりを始めるとき、終わるとき、エラーのときどうするかを決めている。)
通信手順とも呼ばれます。
プロシージャを決めておかないと、いつデータのやりとりが始まって、いつ終わるのかがわかりません。