TCP/IPプロトコル「トランスポート層」

TCP/IPのトランスポート層の役割について。

OSI参照モデルの第4層「トランスポート層」と第5層「セッション層」にあたります。
トランスポート層の代表的なプロトコルは「TCP」と「UDP」です。

TCPとUDPの役割

役割は、通信プログラムがデータ通信を始めてから終わるまでの一連の流れ(セッション)を行う仮想的な通路を作ることです。
仮想的な通路は同時に複数つくることができ、どの通路を扱うデータかを区別するために各通信プログラムに「ポート番号」と呼ばれる識別子を付けます。

UDPの役割はここまでで、TCPはさらに確実にデータを届けるために「シーケンス番号」「確認応答」「再送」の機能を持っています。

「シーケンス番号」とは、データ1バイト毎に順番に付けた番号のこと。
「○番からデータを送る。」→「○番まで届きました。」→「□番からデータを送る。」・・・というやり取りをし、次に送るデータをどこから送れば良いかがわかるようにしています。

「確認応答」とは、データを受信した側が、送信側に「データを受け取った」と知らせる機能。送信側は、受信側からの知らせを受け次のデータ(TCPセグメント)を送ります。

「再送」とは、一定時間待っても応答がない場合に再度同じデータ(TCPセグメント)を送る機能。

TCPとUDPの使い分け

TCPはデータを確実に届けることができます。
しかし、データを送るときの手順がUDPよりも多く時間がかかります。
動画配信などは、確実にデータを届けるよりも、転送速度を重視しますので、UDPを使用しています。


TCP/IPの4つのレイヤの解説


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  1. 2010年 8月17日
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